森拓治 舞台出演作『白い夜の宴』

  • 2012.11.09 Friday
  • 12:23
ウクレレ演奏家の森拓治先生が、その昔、民藝の舞台に出演したというお話を聞きました。
どのくらい昔の話かっていうと、1967年ですって。 45年も前の話です。

先生、懐かしそうに、その頃の話をされていた…と、MOURIから聞きました。
出演のきっかけは、民藝に先生の友達がいて、『次郎』という、いいとこのボンで、ギターが弾ける役ができる人探してて「あっ、拓ちゃんで、いいんじゃない?」っていう話になったとか、ならなかったとか…。

森先生、濃い顔をしてらっしゃるから、若い頃、それはそれは目立ったことと思います。間違いなく、美青年だったでしょう。しかしいくらなんでもずぶの素人が、民藝の舞台に出られるものなんでしょうかね。

で。探しましたよ、上演台本。
舞台・テレビ・映画の古い資料(台本、パンフ等)なら、任せろという、神保町の矢口書店にありました。
 
45年も前の台本なのに、保存状態すこぶる良好。
滝沢修、細川ちか子、新珠三千代、伊藤孝雄、芦田伸介、吉行和子と並ぶ中に、森拓治の名前が…。

凄い! 今は、懐かしい手書きのガリ版刷です。

【内容】
大手自動車会社の経営者である父(滝沢修)と母(細川ちか子)の誕生日には、毎年家族が集うことになっている。 と冒頭で、長女(新珠三千代)が独白を始める。
長女の話では「去年までは、祖父(芦田伸介)と祖母、自分と夫、2人の弟(伊藤孝雄、森拓治)に、上の弟の恋人(吉行和子)と、主役の両親の9人で賑やかな宴だったのに、今年は祖母が亡くなり、自分は夫と離婚するし、弟も彼女と別れてしまったので、随分とさびしい宴になるだろう」と語る。

長男(伊藤孝雄)は学生時代、安保運動に参加したことが転就の妨げになり、結局父の会社に入社する。父も若い頃、反資本主義運動に身を投じ、親の会社に拾われるという、息子と同じ経歴を持つ。物語は、父親の青年時代(回想シーン)を長男が演じる形で、父子が抱える挫折と苦悩を描いていく。

森先生が演じる次男は、兄(伊藤)のように苦悩することもない、ボンボン気質の未成年。ギターを弾いて、舞台に花を添えるマスコット的な役どころ。

うん先生にピッタリの役だと思う。こういうキャラクターは、劇団員に見当たらないというのも、うなづける。
わぁ〜、見たかったなぁ、先生の舞台。
といったって、いくら演劇好でも当時ワタシは9歳なわけで、リアルタイムで見られる年ではありません。だからこうやって台本読んで、今の先生の風貌から45年前を想像して、本の前に立たせてみるしかありません。
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